✅このような悩みをお持ちではないですか?
・ノートとワークシート、結局どっちで授業を進めるのが効果的なの?
・教材研究のおすすめ本を知りたい
皆さん、1学期間お疲れ様でした。
本授業では、国語の教材研究の具体的方法について解説をします。
本授業の内容は、春休みや冬休みにももちろん活用できますが、前回の授業
【定時で帰る仕事術 夏休み編】国語の教材研究方法【藤原メソッド】①
の続きとなります。
本授業の順に沿って、実際にあなたも教材研究を進めてみてください。
本授業を参考にして、ぜひあなたも心から夏休みを楽しみ、2学期以降も余裕を持って子ども達と向き合えるようになれば、という思いを込めて本授業をお届けします。
✅本授業の内容
1時間目:全文打ち出し
2時間目:意味調べの作成
3時間目:書き込み用ワークシート作成
以上のような内容で授業をお届けします。
✅筆者のプロフィール
・小学校教諭として11年間勤務
・得意分野は?と聞かれたら「学級経営」と即答
・日本学級経営学会所属
・学級経営の軸は「自治力のあるクラス」
・1年間定時で帰る仕事術を体得、実践済
1時間目:全文打ち出し
まず、説明文と物語文どちらでもいいので、教材研究する単元を1つ選びましょう。
その単元の本文を全文打ち出します。
全文を打ち出すことで、一度その教材を細かく読み込むことになり、打ち出すこと自体が教材研究となるからです。
有名な定番教材などはネットに全文が公開されているので、時短のことだけを考えるならコピペしてしまっても構いません。
しかし、教材研究が目的である以上、ご自身で手と目と頭を動かして全文打ち出すことをお勧めします。
打ち出した後には、校閲機能を使って、誤字脱字のチェックも忘れずに。
2時間目:意味調べの作成
次に、全文をもう一度読み直しながら、子どもがつまずきそうな言葉をピックアップしていきます。
校閲機能を活用しても、必ず2〜3個は誤字脱字があるものです。
意味がわからない言葉は子どもによって異なるので、多くの子がつまづくであろう言葉のピックアップのみで構いません。
あとは、空欄を作っておいて、子どもたちが各自でわからない言葉を書き込めるようにしておきます。
下記は「海の命」の意味調べです。
空欄は埋まっていますが、最後の3行くらいは空けておきましょう。
海の命 意味調べワークシート
3時間目:書き込み用ワークシート作成
全文が打ち出せたら、子どもたちが書き込みに使用するワークシートを作成しましょう。
やり方は簡単。
一文ごとに行間を2行ほど空けていきます。
その行間に子どもたちが気づいたことなどを書き込んでいきます。
行間の広さは、子どもたちの学年や実態に応じて調整してあげてください。
下記は「海の命」の書き込み用全文ワークシートです。
このようなイメージで作成してください。
印刷はA3でしましょう。
海の命書き込み用本文
本授業を最後までご覧いただき、本当にありがとうございます!!
夏休みは仕事を忘れて、心から楽しみたい!
でも、何もせずに過ごしていると、必ず2学期以降の不安があなたの頭に浮かんできます。
本授業を参考にして、心から楽しめる夏休み、そして2学期も定時で帰る毎日、という両方をゲットして欲しいと思います。
本授業を参考に、実際に手を動かして教材研究を進めてみてください。
文章だけでわかりにくいところがありましたら、コメント欄にて何でも聞いてください。
皆さんのクラスが温かい素敵なクラスになることを願っております。
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正しい知識と考え方を身につけた上で、どんどん行動、どんどん実践していきましょう。
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