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【教材研究方法】まずは素直にTTP!【経験則で授業をしてはダメ!】

教材研究

このような悩みをお持ちではないですか?

・授業が本格的に始まったけど、教材研究の方法がよくわからないな
・その日の授業に追われて教材研究する時間を取れない
・どのような授業をすればいいのかわからない

本授業では、このような悩みの解決をサポートします! 

本授業の内容

1時間目:教材研究はアナログ、教材はデジタルで
2時間目:単元ごとにまとめて教材研究を
3時間目:授業の形式はまずはTTP 

今回は、以上の内容で授業を行います。

筆者のプロフィール
・小学校教諭として11年間勤務
・専門分野:学級経営
・学級経営学会所属
・ほぼ毎日定時帰りを貫く(もちろんやるべきことを終わらせて
🌟

1時間目:教材研究はアナログ、教材はデジタルで

授業が本格的に始まる時期を迎え、「教材研究の方法がよくわからない」という声をよく耳にします。

そんな先生には、教材研究はアナログで、教材はデジタルで行うことをおすすめします。

なぜなら、その単元や1時間の学習内容は、教科書を元に進めるため、まずは教科書のコピーなどに直接書き込んで研究する方が思考を深めやすいからです。

そして、書き込んだものは、授業中にそのまま見ながら授業を進めることも可能です。

一方、教材研究を元に作成したワークシートなどの教材は、デジタルで作成しておきましょう。

一度作成しておくと、次に同じ学年を担任したときに一から作成する手間が省けますし、その分の時間を、更なるアップデートに活用することができます。

年々、洗練されたワークシートになっていく、というイメージですね。

具体的に、算数の教材研究方法の一例を紹介します。

これは私が実際に行っていた方法なので、よかったら真似してみてください。

1.教科書(指導書)のコピーをノートのコピーに貼る
2.指導要領や参考書をもとに、その単元目標を把握する
3.1時間分ごとに、導入、展開、まとめにおけるポイントをざっくりと書き込む
4.その時間に準備が必要なものをリストアップしておく
5.1単元のポイントを書き込み終えたら、その単元分のワークシートなどの教材をデジタルで作成する
6.授業後に、気づいたこと、反省点などを書き込んで残していく

必要に応じて、アナログとデジタルを使い分けながらご自身にあった教材研究法を探っていくことも大切です。

特にこだわりがなければ、上記の方法をまずは真似してみることをおすすめします。

2時間目:単元ごとにまとめて教材研究を

「毎日の授業に追われて、教材研究がなかなかできない!!という声もよく耳にします。

そんな方には、多少、休みの日などを活用してでも、1単元ごとに教材研究を済ませておくと、ことをおすすめします。

1単元の教材研究がしっかりできていると、余裕を持って平日を過ごすことができるからです。

初めての学年を担任した際に、各教科の教材研究がバッチリできていれば、2回目以降からはかなり余裕が持てます。

毎日、次の授業の教材研究を1時間ずつ進めるのは見通しも持てず、効率が悪いためおすすめしません。

毎日、次の1時間の準備に追われて授業を行うのは、目的地がわからないままマラソンに出るようなもので、見通しが持てずメンタル的にもよくありません。

そしてその皺寄せは子どもたちにいってしまいます。

また、毎日次の日の教材研究をしていると、1教科ならまだしも、複数教科の準備を放課後に行うことになり、帰るのも毎日遅くなってしまいます

多少、休みの日などを活用してでも、主要教科だけでも1単元ごとに教材研究を済ませておくと、平日を落ち着いて過ごすことができます。

私は、国語、算数、理科、社会の主要単元は1学期分の教材研究は春休みとG Wに、2学期の教材研究は夏休み中に全て終わらせておくようにしていました。

これだけで、行事で忙しい時期も安定して定時に帰ることが可能になります。

この辺の話は、仕事術の授業で詳しくまとめていますので、ぜひチェックしてみてください。 

3時間目:授業形式の習得には、まずはTTP

「教材研究ができても、それぞれの授業をどのように進めたらいいのかわからない〜」

という方もおられると思います。

そんな方には、まずは本、学校内外の研究授業、同僚の先生の授業を見せてもらい、いいと思ったものを徹底的にパクる(TTP)ことをおすすめします。

特に初任者の先生は、「自分の経験則」に基づいた授業を行うのは危険です。

なぜなら、私たちが受けてきた教育は過去のものであり、必ずしも今の子どもたちのニーズに合うとは限らないからです。

私は初任者からずっと、月に1万円以上は教育書を購入して読み漁ってきました。

本から得られるものもたくさんあります。

また、3年目ごろからは、毎年教育実践の最先端、筑波大学附属小学校の公開授業(算数サマーフェスティバル)に実費で通っていました

本や、研究大会に積極的に参加することは、今後のあなた自身の教師人生への大きな自己投資となります。

ここにお金をケチってはいけません。

また、同じ職場の先生たちにも、積極的に授業を見せてもらうようお願いしてみましょう。

おすすめは、それぞれの先生方の得意な教科を見せてもらうことです。

初任者研修の一環で、単発で様々な教科を見せてもらう機会があると思いますが、できれば1単元の中で、何度か継続して見せてもらうことをおすすめします。

(他の先生に代行に入ってもらう必要か出てきますが、ここは前のめりに、「ぜひお願いします!!」とお願いしてみましょう)

私は、初任者の時の先輩の国語の授業を何度か見せてもらい、「真似したい!」と思いました。

そこからはその形式を徹底的にパクリました。

そして、目の前の子どもたちに合わせて少しずつアレンジしてきました。

とにかく初めのうちは、たくさんの種類の授業形式に触れ、いいと思ったものをまずは1つTTPしてみてください。

そうしていくうちに、少しずつ自分の授業の在り方が確立されていきます。

全ての教科の授業形式を確立するまでには、それなりに時間が必要です。

そこには、日々学びながら、トライ&エラーを繰り返すことでしか辿り着けません。

あなたの挑戦を応援しています!!

Hands holding finish word in balloon letters

本授業を最後までご覧いただき、本当にありがとうございます!!

頭の中でいくら「どうしよう!」と悩んでいても、見通しは持てず何も解決されません。

でも何事も、基礎となる知識や考え方がなければ、努力しても間違えた方向に突き進むことになります。

正しい知識と考え方を身につけた上で、どんどん行動、どんどん実践していきましょう。

そして、それを共に継続していきましょう!!

学ぶ意欲の高いあなた、そしてあなたの目の前の子どもたちが、笑顔で溢れる毎日を送れることを心から願っております。

1人では辛くなることも多いでしょう。

そんな時はまたここに帰ってきてください。
いつでも相談に乗りますよ。

先生自身、そしてクラスの子どもたちが、笑顔で毎日を送れることを願って。

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