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【小学校の教師必見】保護者と信頼関係を築く4つの方法【あなたにもできる!】

保護者との関係づくり

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このような悩みをお持ちではないですか?

・保護者との関係がうまくいかない
・保護者に信頼されていない
・どうしたら保護者に信頼してもらえるのだろう

学級経営を行う中では、保護者との良好な関係作りってとっても大切ですよね。

でも、若手の先生からはよく「保護者に信頼してもらえない」といった声をよく聞きます。

本授業では、保護者としっかりと信頼関係を築き、良好な関係を築いていくために大切なことをまとめます。

もし、今保護者との関係がうまくいっているという先生も、今後のためにぜひ最後までご覧ください!

本授業の内容

1時間目:子どもに好かれる教師であること
2時間目:関係づくりに裏技はない

以上のような内容で授業をお届けします。

筆者のプロフィール
・小学校教諭として11年間勤務
・得意分野は?と聞かれたら「学級経営」と即答
・学級経営学会所属
・保護者とは毎年良好な関係を構築(させていただいていた)
・毎年100号を超える学級通信を発行

1時間目:子どもに好かれる教師であること

保護者に信頼される教師は、例外なく「子どもに好かれている」という共通点があります。

保護者は、自分の子が楽しそうに学校生活を送っていれば、それだけで安心するからです。

その安心感から、「担任の先生は子どもたちのために頑張ってくれている」と信頼を寄せるのです。

逆の場合を考えれば、よりわかりやすいでしょう。

自分の子が学校から帰ってくるなり、こんなことを言っていたら保護者はどう感じるでしょう。

「今日も授業中うるさくて集中できなかった」
「学校楽しくないから明日休みたい」
「今年の先生怒ってばかりでつまんない」

きっと、「今年の担任の先生は子どもたちのことをよくわかっていない」などのように、不信感を募らせるのではないでしょうか。

もちろん、保護者の信頼を得るには他にも必要なことがあります。

しかし、保護者があなたに信頼感を抱くかどうかは、子どもたちが楽しそうに学校生活を送っているかどうかが大きなウェイトを締めるということです。

つまり、学級経営を充実させ、子どもたちと良好な関係を築いていれば、自然と保護者から信頼される教師になっている、という感覚です。

もし今、保護者から信頼されていないように感じているなら、まずは、あなたの学級経営を見つめ直すことが大切です。

ここ「となりの学級経営」には、学級経営を充実させる授業が満載です。

ぜひたくさん学んで実践に生かしていってください。

特に学級経営の根本を見直すのに役立つ授業を2つピックアップしておきました。

よかったら参考までにチェックなさってください。

【即効】学級経営がうまい先生のたった2つの考え方【明日からできる】
【悩んでいる時間はムダ】マンダラートで学級経営を劇的改善【思考発展ツール】

2時間目:関係づくりに裏技はない

保護者との信頼関係を築いていく上で、最も重要な考え方を初めにお伝えします。

それは

「保護者との関係づくりに裏技はない」

ということです。

人と人とが信頼関係を築いていくためには、何度も対話を重ねていき、お互いの理解を深め合うこと以外に方法はないからです。

保護者に限らず、人との関係づくりにおいて、「すぐに」とか「楽に」「簡単に」といった方法は一切ありません。

でも、私たちはいざ困ると、すぐに楽な方法はないかを探し求め、「楽」とか「簡単に」という裏技的な方法に飛びついてしまいます。

恋愛に例えていうと、自分がお付き合いしたいな、と感じている人がいたとします。

まだその人とは、話したこともないのにいきなり「付き合って欲しい!」と言っていることと同じです。

結果はどうなるかご想像の通りでしょう。

恋愛でも、友だち関係でも、保護者との関係も同様に、何度も対話を重ねて、お互いがどういう考えを持っているどういう人間なのかを知り合うこと、理解し合うことでしか良い関係は築けません。

そこで、どのようなことをすれば良いのか具体的に解説していきます。

とにかく家庭訪問しまくる

新しい学年を担任した際は、特に4月、とにかく家庭訪問をすることをオススメします。

学校行事としての家庭訪問とは別に、です。

人は、単純接触効果(ザイオンス効果)といって接触回数が増えれば増えるほど相手に好感を持つという心理が働きます。

特に学級開き直後は、保護者も先生もお互いがどんな人かが分からないので、とにかく不安です。

私は、「信頼を得よう」というよりは、毎年自分自身が「今年はどんな保護者さんたちなんだろう♪」と興味津々なので、純粋に新しい保護者さんとの出会いを楽しんでいました

学校でちょっとした子どもの頑張りを伝えたり、少し気になる様子が見られたり。

理由は何でも構いません。

とにかく地道に「たくさん会って話す」ということを大切にしていました。

たくさん雑談もしながら、「お母さんのことが知りたい!」という一心でとにかく家庭訪問を繰り返してみてください。

「コロナだから・・・」という言い訳は一旦横に置いて、保護者と話す方法を模索してみてください。

行動に移していくうちに、気づけば、保護者と仲良くなっていますよ♪

学級通信でこまめに子どもたちの様子を伝える

学級通信でこまめに子どもたちの様子を伝えることもオススメです。

保護者には、自分の子どもが学校でどのように過ごしているのかが全く見えません。

唯一の手がかりは、子どもから聞く話だけだからです。

しかし、高学年にもなると親に何でも話す、ということは少なくなり、中には反抗期を迎えて全く学校の話をしないという子も少なくはありません。

私自身も、5年生以降は全く親に学校の話はしていませんでした。

だからこそ、学級通信で子どもたちの様子をこまめに知らせることが大切なのです。

1ヶ月に1回では少なすぎます。

最低でも1週間に1回は、子どもたちの様子を伝えられるといいでしょう。

確かに、教師の仕事は忙しいため、学級通信に時間を割くのは難しいのも承知です。

しかし、学級通信は、子どもたちの様子を伝えることに加え、あなたの学級経営に対する方針や考え方を発信するチャンスの場でもあります。

私は、学級通信を書くことを習慣化するために、「放課後にまず手をつける仕事は学級通信」と決めていました。

仕事が忙しくて、直接お話するのが難しい保護者とも、学級通信を通じてならこちらの思いを伝えることができます。

保護者との関係に悩んでいるなら、ぜひ学級通信の活用を強くオススメします!

番外編:ソフトバレーチームに所属

これは番外編ですが、スポーツが好きな先生は、学校のソフトバレーボールチームに所属することを強くオススメします。

私は初任校でPTAのソフトバレーに参加してから、ソフトバレーにハマり込んでいました。

どれくらいハマり込んでいたかというと、週6回、いろんなチームの練習に参加し、残り1日は強いアタックを打つためにジムで筋トレしたり、10km走る、という日々を送っていました。

PTAのソフトバレーはその学校のママさんたちと練習をするので、スポーツを通じて交流を深めることができます。

日曜日には一緒に大会に出たりして、公私を共にする保護者さんもたくさんいました。

私自身は自分がただソフトバレーが好きだから参加させてもらっていたのですが、振り返ってみると、そこで築いた関係はとても私にとっては貴重なものでした。

何せ、休日も含めて毎日のように保護者と一緒にスポーツを楽しむのですから笑

確かに、これは「番外編」とさせていただいたように、誰もが好きでできることではありません。

あなたなりに、楽しみながら広い視野で保護者と関係づくりをしてみてください。

Hands holding finish word in balloon letters

本授業を最後までご覧いただき、本当にありがとうございます!!

SNSが私たちの日常生活に入り込んできてから、「人との関係を楽に築きたい」という思考が特に顕著になってきたと考えます。

SNSの業界でも、「すぐにフォロワーが増える方法」とか「いいね!をたくさんもらえるテクニック」などの情報が溢れています。

SNSも、本来は趣味や考え方が共通する人と繋がるためのコミュニケーションツールのはずです。

にも関わらず、いつしかフォロワー数とかいいねの数といった目に見える「数値」を楽に追い求めることが目的になっています。

人と人との関係は、時間をかけて対話を重ねながらじっくりと築いていくものです。

この考えを忘れずに、子どもとも保護者とも向き合っていきたいですね!

正しい知識と考え方を身につけた上で、どんどん行動、どんどん実践していきましょう。

そして、それを共に継続していきましょう!!

学ぶ意欲の高いあなた、そしてあなたの目の前の子どもたちが、笑顔で溢れる毎日を送れることを心から願っております。

1人では辛くなることも多いでしょう。

そんな時はまたここに帰ってきてください。
いつでも相談に乗りますよ。

先生自身、そしてクラスの子どもたちが、笑顔で毎日を送れることを願って。

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