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【教師の働き方決定版】定時で帰る小学校教師が実践する思考法4選【マインド編】

マインド編


先生の悩み

・定時に帰りたいけど帰れない

・仕事→帰って寝る→仕事を繰り返す日々

・定時で帰れる仕事術を身につけたい

・教師の働き方改革なんてこの世に存在しない

このようなお悩みをお持ちの先生方が、本当に多いのではないでしょうか。

教師の働き方改革法案についてはこちら
» https://www.ieyasu.co/media/school-working/

教師の働き方改革法案については、色々と思うところはありますが、また別の機会に。

今回の授業では、私が11年間の教員生活の中で編み出した、国の法案に左右されない

「定時に帰るための思考法」

を読者の皆さんにお伝えします!

定時で帰る具体的な仕事術は、次の記事で紹介しております。

「となりの学級経営」では、常にお伝えしていることではありますが、どんな実践を行うにしても、まずは土台となる考え方<マインド>を整えることが必須です。

定時で帰るには、様々なメンタルブロックが働くからです。

まずは今回の授業で、定時で帰るためのしっかりとしたマインドを身につけていきましょう!!

» https://classmanagement.tech/work_life_everyday/

✅本日の授業内容

【教師の働き方決定版】定時で帰る小学校教師が実践する思考法4選【マインド編】
1時間目:「定時で帰る仕事術」は誰でも身につけられる
2時間目:定時で帰ることが学級経営を充実させる
3時間目:残業している=仕事を頑張っている先生ではない!!
4時間目:「時間がない」という幻想を捨てよう
授業のまとめ

本授業では定時で帰る仕事術を身につけるためのマインド編を解説します。

何事も、まずは確かな考え方の軸(マインド)を整えることが大切です。

マインドを整えて、実践に移すことで着実に成果に結びつきます

✅筆者のプロフィール
・小学校教諭として11年間勤務
・得意分野:学級経営
・仕事の仕方が掴めず、帰る時間は平均20時超え
・仕事効率化に向けて行動し続け、定時で帰る仕事術を編み出す。
こんな私が解説していきます。

【教師の働き方改革決定版】 定時で帰る小学校教師が実践する思考法3選 【マインド編】


ここ「となりの学級経営」では常々お伝えしていることですが、実践の前に、まずはしっかりとした、考え方の軸を持つこと、が大切です。

「学級経営の考え方の軸」については下記の記事にまとめていますので、ご覧ください。
https://classmanagement.tech/class_management_good_teacher/

どんな優れた実践も、土台となる考え方(マインド)が整っていないと、

 

長い目で見た時に必ずうまくいかなくなるからです。

 

まずは、マインドを整えていきましょう。

1時間目:「定時で帰る仕事術」は誰でも身につけられる


最初に結論を申し上げておきます。

「定時で帰る」という働き方は、
技術です。

技術だということは、練習すれば誰でもできるようになる、ということです。

つまり、努力すれば誰でも定時に帰れるようになる、ということです。

何を始めるにしたって、誰もが、最初は知識ゼロ、技術ゼロだからです。

 

例えば、目の前に、初めて跳び箱に挑戦する1年生がいたとします。

その1年生が「こんなのできるわけない!」といったらどうしますか?

「そうだね。君には無理だね。」

 

とは言わないですよね笑

「大丈夫だよ。誰だって初めから上手くはできないもの。

練習すればできるようになるよ。

と、励ましの言葉をかけるのではありませんか?

 

先生方も同じです。

確かに、仕事を覚えるのに必死な初任の先生が4月からいきなり定時帰りを繰り返していくことは難しいでしょう。

しかし、毎日「いかに効率よく仕事に向き合っていくか」ということは意識できます。

 

こうすれば、ゆくゆくは定時に帰れるようになる、という方法を知り、意識しながら日々過ごすのと、

 

何も知らず、無意識で、目の前の業務に追われて日々過ごすのとでは、

 

1年、2年と経った時に働き方に差がついているのは当然でしょう。

 

「定時で帰る」という働き方は、技術です。

 

正しい知識を身につけ、行動し続けていけば、必ずできるようになります

2時間目:定時で帰ることが学級経営を充実させる


それぞれ単発で述べられがちな学級経営と、教師の働き方(定時に帰る仕事術)

でも、実はこれは学校教育における両輪だと考えます。

 

では、どちらから重点的に取り組めばいいか。

 

結論から言うと

 

「定時に帰る仕事術を身につけること」

です。

なぜなら、先生が定時に帰り、仕事の後に趣味や自己研鑽を通じて、自分の人生を充実させることが、長い目で見た時に子どもたちにプラスとなって返っていくと考えるからです。

2人の先生を例に挙げてみます。

A先生
・学級経営に一生懸命
・子どもたちのことが大好き
・毎日遅くまで仕事をし、学校と家とを往復する日々を過ごすだけで疲れている

B先生
・学級経営に一生懸命
・子どもたちのことが大好き
・定時で帰り、趣味に打ち込んだり、自己研鑽のために研修に参加したり、本を読んだりして自分の人生を楽しんでいる

あなたが担任してもらいたいのはどちらの先生ですか。

同じ、学級経営に一生懸命で、子どもたちが大好きな先生でも、毎日仕事に疲れているA先生よりも、仕事も自分の人生も楽しんでいるB先生の方が魅力的に感じるのではないでしょうか。

子どもたちが、どちらの大人になりたいと感じるか。

きっと疲れている大人よりも、楽しそうに毎日を過ごしている先生ではないでしょうか。

子どもたちは目の前の大人の姿を見て、自分の未来を想像します。

つまり、定時に帰って、あなたが自分の人生を楽しむ。

そして、そこで得たことを子どもたちにも伝える。

そんなことをしていると、自然と子どもたちは先生に魅力を感じ、学級経営も充実していくのです。

もう一度お伝えします。

定時に帰る仕事術を身につけることは、学級経営よりも優先されるべきことなのです。

確かに、ただ定時に帰るだけではいけません。

先生が定時に帰って、自分の人生を充実させる。

そして、学級経営にも力を入れて実践を続ける。

この両方を同時に進めていく必要があることは言うまでもありません。

もっというなら、学級経営を充実させていくために、まず教師の働き方を改善する必要がある、と言いたいのです。

3時間目:残業している=仕事を頑張っている先生では ない!!


「定時で帰る仕事術」のマインド編の中でも、強調しておきたいことがあります。

それは、

「残業している先生=仕事を頑張っている先生ではない」

ということです。

私の考える仕事を頑張っている先生とは、

やるべきことを効率的にこなし、成果を出しながらも勤務時間内に帰る

という先生です。

一般企業を例に考えてみましょう。

定時が17時の会社で同じ仕事内容をこなすAさんとBさん。

Aさん

・特に工夫もせず、マイペースに仕事をやり続け、19時に退社
・2時間分の残業代をもらう

Bさん

・効率的に仕事をこなす方法を日々試行錯誤し、やるべき仕事を終わらせ17時に退社 
・残業代は0円

この2人の場合、生産性が高く、会社への貢献度が高いのはどちらでしょう。

もちろん同じ仕事を定時までにやり切り、残業代0円のBさんでしょう。

でも給料が多くもらえるのはどちらでしょう。

そう、Aさんなのです。

このような仕組みの会社が多いせいで、遅くまで残業する=給料がたくさんもらえる。

給料が高い=会社から評価されている、と勘違いしている人が本当に多い。

教師の世界に残業代、とう概念はありませんが、この社会の風潮の影響は大きく受けていると思います。

もちろん、やるべき業務を終わらせず、授業準備も適当。

こんな状態でただ早く帰る。

これは教育のプロとしては失格でしょう。

私がお伝えする「定時に帰る仕事術」は、

・やるべき業務も全てこなす!
・授業の準備も済ませてある!
・学級経営における実践も積極的にする!

以上のことを満たしながら、定時に帰るということを前提にしています。

もしあなたの職場に、「遅くまで残っている先生=頑張っている先生」という風潮があるなら、負けてはなりません。

やるべき仕事をさっと済ませて、定時になると同時に


と爽やかに職員室を後にしましょう♪

「残業している先生=仕事を頑張っている先生ではない」
のですから。

 

「時間がない」という幻想

さあ、本日の最後の時間です。
だいぶ、「定時に帰る仕事術」のマインドが身についてきましたか?

マインド編最後の時間のスタートです!!
ここではっきりお伝えしておかなければいけないことがあります。

 

それは、

 

「時間がないというのは幻想だ」

 

ということです。

 

なぜなら、
「時間は自分の工夫次第で創り出せるものだから」
です。

「いやいや、なんかできそうな気になってたけど、やっぱりそんなの無理だ!」

 

「業務が膨大すぎて、できる気がしない」

 

そんな声があちこちから聞こえてきそうです笑

 

確かに、上記の私の例でも挙げましたが、

 

「雑務が多すぎて子どもたちとじっくり向き合う時間がない」

 

これが先生方の本音だと思います。

 

私も、最初はそうでした。

 

だからこそ、まずは

 

「時間は自分の工夫次第で創り出せるのだ、という強い意志をもつこと」

 

が大切なのです。

 

実践の前にマインドを整えること。

 

「あなたの働き方を変えられるのは、あなただけです。」

今回の授業内容まとめ

Hands holding finish word in balloon letters

最後にこれまでの授業内容をまとめておきましょう。

【教師の働き方決定版】定時で帰る小学校教師が実践する思考法4選【マインド編】 
1時間目:「定時で帰る仕事術」は誰でも身につけられる 
2時間目:定時で帰ることが学級経営を充実させる 
3時間目:残業している=仕事を頑張っている先生ではない!! 
4時間目:「時間がない」という幻想を捨てよう

定時に帰る。
そこには、色々なメンタルブロックが働きます。
今回の授業では、あなたの中のメンタルブロックを壊すことが目的でした。

私にはできないんじゃないかな・・・
定時で帰ると、なんとなく学級経営がうまくいかなくなりそう・・・
残業している=頑張っていると思っている先生が多くて帰りにくい・・・
なんだかんだ、目の前の業務が山積みで、「時間がない」・・・

このようなマインドブロックを破壊できたあなたは、「定時で帰る仕事術」を習得する準備ができました!

次はいよいよ実践編です。

» https://classmanagement.tech/work_life_everyday/

仕事を定時までにこなし、なおかつ学級経営も充実させる。

つまり、成果を出しながら、定時に帰る。

「生産性の高い教師の仕事術」

ぜひ、一緒に習得していきましょう!!

いつでもあなたを応援しています!!

本記事を最後まで読んでくださり、本当にありがとうございます!!

読んできださったあなた、そしてあなたの目の前の子どもたちが、笑顔で溢れる毎日を送れることを心から願っております。

1人では辛くなることも多いでしょう。

そんな時はまたここに帰ってきてください。
いつでも相談に乗りますよ。

先生自身、そしてクラスの子どもたちが、笑顔で毎日を送れることを願って。

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