✅先生の悩み
・早く帰りたいのに帰れない! ・働き方改革なんて現場では不可能! ・仕事は全く減っていない!
なかなか、現場での働き方改革って進んでいませんよね。
✅本記事の内容
【革命的方法】あなたの人生が変わる、教師の働き方改革【マインド特化版】 ・働き方改革のズレた前提 ・あなたは選んでここにいる ・自分で起こす働き方革命 まとめ
今回はこのような内容で「働き方改革」について考えていきましょう。
私のプロフィールです。
・小学校で11年間、全力で学級経営に向き合う
・学級経営学会所属 学級経営を「理論と実践の往還」に基づき研究を深める
・担任したクラスで不登校0人
・前年度不登校気味だった子を担任し、全員不登校解消
・教師を辞めようと毎日考えるほど、子どもとの関係作りに悩んだ年もあるが、 試行錯誤して乗り越えた経験を持つ
・アドラー心理学を考え方の軸に据えて実践
こんな私が、解説していきます!!
【革命的方法】 あなたの人生が変わる、教師の働き方改革 【マインド特化版】
働き方改革のズレた前提
2018年6月に成立した働き方改革関連法。
法案が成立してから2年以上が経ちました。(法案に関して、詳しくはこちら)
厚生労働省HP
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000148322.html
教師の働く学校現場でも、様々な業務の見直しが行われています。
でも、どうでしょうか。
あなたの働き方は改革されましたか?
多くの現場の先生方からは
「ただ早く帰るよう声をかけられるだけで業務は何も減っていない」
「少し業務が軽減された部分はあるけれど、全体としてはあまり変化がない」
という声が多く聞かれます。
そもそも、私たちが望む働き方改革は、ただ業務が減ればいい、というものでしょうか。
もっと「働く」ということの本質に目を向けたとき、「あ〜、仕事辛いなあ」「仕事嫌だなあ」という気持ちから、「心から仕事って楽しい」と感じられるようになることを望んでいるのではないでしょうか。
この「働いているときの気持ち」に目を向けた時、私は政府のいう働き方改革は、そもそもの前提がズレていると感じています。
仮に、私たちの起きている時間の65%を働いているとします。
政府のいう働き方改革は、この65%という時間を63%に減らせば日本人は幸せになる、と言っています。
これはつまり、働いている65%が「不幸である」という前提にたっています。
皆さんは、「辛い時間」が、毎日65%から63%に減ったら、毎日が楽しくなりますか。
私はなりません。
辛い時間が少々減ったからといって、毎日の幸福度が上がるとは思えないからです。
労働時間を減らしたり、業務が少し削減されたぐらいでは、私たちの幸福度にはさほど影響がないのです。
確かに、「膨大な業務」が少しでも軽減されれば、「負担」という点では楽になるでしょう。
しかし、あなたの職場における、同僚の先生たちとの人間関係、子どもたちとの人間関係が悪いといった状況で「毎日が辛い」と感じているのであれば、多少業務が軽減されたところで、働くことは「辛い」はずです。
つまり、政府のような考え方では、私たちの望む働き方改革にはならないのです。
「働いている時間」=「辛い時間」を減らせばいい、という前提がズレていると思うのです。
ではどうすればいいのでしょうか。
あなたの職場で働き方改革を起こせる唯一の存在
政府の提言する働き方改革では、「仕事が楽しいと思える」、「日常の幸福度を上げる」という点においては、ほとんど効果がありません。
なぜなら、政府に「私たちが働く時間」を、「楽しい時間」に変える力はないからです。
では、あなたの働いている時間を楽しい時間に変えられるのは誰ですか?
それは、私です。
そう。あなた自身です。
あなたが働いているときに、「辛い」と思いながら働くのか、「楽しい!」と思いながら働くのかはあなたが選べるからです。
具体的に、現場の先生方を思い浮かべてみましょう。
同じ教師という仕事なのに、中には辛そうに毎日働いている先生もいれば、楽しそうに働いている先生もいます。
もっというと、同じ学校の中にも辛そうに働いている先生と、楽しそうに働いている先生がいます。
同じ環境の中でも、働き方に違いがあることがわかります。
これは、つまりそれぞれの先生が「どう働くか」を自分自身で選んでいる、ということではないでしょうか。
確かに、クラスの実態が違うからとか、問題行動の多いクラスを担任している先生は辛そうだ、とかそうでないクラスの先生は楽しそうだ、という意見もあるでしょう。
でも同じクラスをとってみても、去年ある先生が苦労していたクラスを、別の先生が担任したら、その別の先生は楽しそうに1年過ごしている。
こんな状況を私は何度も見てきました。
結局のところ、どのような環境であろうと、どのような気持ちで働くかは、私たち次第なのです。
つまり、あなたの職場で働き方改革を起こせる唯一の存在。
それはあなたなのです。
あなたしかいないのです。
あなたは自ら選んでここにいることを認識する
あなたはどうして教師になったのですか?
もちろん
「子どもが好きだから」
「子どもたちの成長に関われる仕事って素敵だ!」
などという思いから教師を選んだのではないでしょうか。
私もそうです。
自分でなりたいからなったのです。
つまり、自分で教師という仕事を選んで働いている。
数百とある仕事の中から、私たちは学校という場所を自分で選んで、働いているのです。
まずはそのことを認識しましょう。
自分で選んだ場所で働いているにも関わらず、今の自分の働く時間が、「苦しい時間」とか「辛い時間」になっているとしたら。
厳しい言葉に聞こえるかもしれませんが、それもまた自分の選択なのです。
この認識に立つと、自分で働く時間を逆に、「楽しい時間」とか「嬉しい時間」と感じる時間にできる、ということです。
つまり、あなたの働き方に改革を起こせるのはあなただけなのです。
自分で起こす働き方革命
私たちの働き改革は政府には不可能です。
私たちが自分で働き方改革を起こすのです。
いや、起こせるのです。
だって自分で「どんな気持ちで働くか」は選べるのだから。
このことを知っているか知らないかだけで働いているときの気分は大きく変わります。
毎日、「嫌だな」「辛いな」と思いながら職場に行くAさん。
「よーし!今日は子どもたちを10人笑顔にするぞ!」と楽しみながら職場に行くBさん。
「職場に行く」という行為は同じでも、きっと1日が終わった時に幸福度が高いのはBさんでしょう。
でも、そんな簡単に気持ちが切り替えられたら苦労しない。
そうですよね。
だから、「考え方」が大切なのです。
学級担任、という仕事に限定していうなら、学級経営における考え方の軸を持つこと。
これは「となりの学級経営」で根幹となる部分ですので、「まだ自分の中に確かな学級経営の軸がない」という方はぜひ以下の記事からチェックしてみてください。
https://classmanagement.tech/class_management_good_teacher/
そして、日々この軸を大切にしながら子どもと毎日楽しみながら実践を積むのです。
まとめ
ここまでをまとめます。
まず、政府のいう働き方改革は前提がズレている、ということ。
「辛い時間を減らす」のではなく、「働いている全ての時間を楽しい!と思える時間にする」ということが大切です。
そして、このような改革をできるのは、私たち自身であるということ。
そのことを認識し、行動に移した瞬間から、私たちの働き方は変わります。
小さなことからで構いません。
「人生は思い通りにはならない。思い、行動した通りになるのだ。」
私たちは、私たち自身の力で働き方革命を起こせるのです。
クラスの雰囲気の立て直しは長期戦です。
1人では辛くなることも多いでしょう。
そんな時はまたここに帰ってきてください。
いつでも相談に乗りますよ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
先生自信、そしてクラスの子どもたちが、笑顔で毎日を送れることを願って。
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