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【学級経営がうまくいかない理由】子どもに残るのは〇〇だけ【小学校】

学級経営

このような悩みをお持ちではないですか?

・学級経営がうまくいかない
・本や研修で学んだことを試してもうまくいかない
・学級経営がうまくいかない原因がわからない

学級経営は1年間の長旅です。

その中で、熱心な先生ほど本や研修で学んだことを、「子どもたちのため」と思い、どんどん実践されていることでしょう。

しかし、実はそこに落とし穴があります。

本授業では、熱心な先生ほど陥りやすい学級経営の落とし穴にについて解説します。

本授業を通して、あなたの学級経営に役立ててもらえたら、という思いを込めて本授業をお届けします。

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本授業の内容

1時間目:なぜ様々な実践をしているのに学級経営がうまくいかないのか
2時間目:子どもに残るのは〇〇だけ
3時間目:本や研修で学んだことをそのまま実践してはいけない!

以上のような内容で授業をお届けします。

筆者のプロフィール
・小学校教諭として11年間勤務
・得意分野は「学級経営」
・日本学級経営学会所属
・学級経営の軸は「自治力のあるクラス」
・11年間で登校しぶり、不登校の子0、改善。

1時間目:なぜ様々な実践をしているのに学級経営がうまくいかないのか

あなたの学級経営がうまくいかない理由は、「たくさんの実践をしているから」です。

ん??

本や研修で学び、子どもたちのためにたくさんの実践をする。

これの何が悪い!!

そんな声がたくさん聞こえてきそうです笑

でも、あえてもう一度繰り返します。

あなたの学級経営がうまくいかない理由は

「たくさんの実践をしているから」

です。

では、それはなぜなのか。

そして、どうすればいいのかを次以降解説していきます。

2時間目:子どもに残るのは〇〇だけ

先ほど、あなたの学級経営がうまくいかない理由は、「たくさんの実践をしているから」だとお伝えしました。

なぜなら、

子どもに残るのは続けたことだけ

だからです。

短期間で、たくさんの実践をしても子どもたちには残らないんですね。

つまり、短期間の実践は子どもの成長にあまり寄与できていない、ということなんですね。

例えば、私の失敗例を挙げてみましょう。

英語が教科化されるにあたり、私は「子どもたちの英語力は週2回の授業だけではつかない!毎日たくさん英語に触れることが大切だ!」という強い思いを抱いていました。

当時6年生を担任していた私は、そこで毎朝、英語のスモールトーク(1〜2分のフリートーク)を取り入れました。

子どもたちもはじめは自身がなさそうでしたが、1週間続けているうちに少しずつ慣れてきた様でした。

しかし、特別活動行事や、日々の忙しさに追われ、2週間と続きませんでした。

このスモールトークの取り組みが断ち切れて、2ヶ月ほど経った時、英語の授業中にもフリートークを取り入れることになりました。

AETの先生に「以前少しやっていたので、きっとスムーズに活動できると思いますよ!』と自信満々に伝えました。

しかし、いざ英語の授業中にスモールトークを行ってみると、子どもたちが全く動けないのです。

過去にスモールトークの実践を行う前の状態に戻っていました・・・

この例からもわかるように、短期間の思いつきでの実践は子どもたちには残らないのです。

子どもたちに、何かを身につけ、成長の糧としていくためには、

とにかく継続すること

これ以外に方法はありません。

3時間目:本や研修で学んだことをそのまま実践してはいけない!

では、どんな実践も継続さえすればいいのか、というとそうでもありません

え〜?

もうどうしたらいいかわからないよ・・・

そう思わずに、あと少しお付き合いください。

本授業を読んでくださっているあなたは、本当に勉強熱心な先生だと思います。

忙しい仕事の合間を縫って、さらに学ぼうという思いをもち、この授業を読んでくださっているのですから。

そんな熱心な先生が、学級経営における実践でうまくいくための方法をお伝えします。

それは、「本や研修で学んだことをそのまま実践してはいけない」ということです。

なぜなら、その本の著者や、研修で話している人と、あなたは「別の人物」だからです。

もっというと、学級経営において目指しているものが異なるからです。

なぜ様々な実践をするのか。

それは「こんなクラスにしていきたい!」という目標があるからですよね。

さらに、そこには「私はこれを大切にしたい」という教師としての理念もあるはずです。

これらが異なると、もちろん目指す方法や伝え方も異なってきます。

つまり、「こうしたらうまくいく」という実践は、上っ面の手段に過ぎません。

本や研修から学ぶ時には、その著者が根本の部分で大切にしていることは何か

どのような教育理念を持っているのか

ここまで読みといた上で、ご自身の実践に落とし込む必要があります。

その著者の根本部分が、あなたの大切にしたい根本部分と一致していれば、その実践は真似てもうまくいくでしょう。

そして、根本部分がズレていれば、例えどんなに素晴らしい実戦であっても、あなたが真似してもうまくはいかないでしょう。

本や研修で学んだことをそのまま実践するのではなく、この著者がどの様なことを大切にしながら行った実践なのか。

どの様な学級経営を行いたいと思っているのか。

ここまで読み取った上で、あなたの実践に取り入れるかどうかを考えることが大切なのです。

Hands holding finish word in balloon letters

本授業を最後までご覧いただき、本当にありがとうございます!!

学ぶのが熱心な先生でも、学級経営がうまくいかないことがある。

これが現実です。

しかし、学ばなければ良質な実践を行えないものまた事実

本授業を読んでくださったあなたには、本や研修の著者が普段どんなことを大切に実践をしてきたのか。

そこまで深く捉えた上で、ご自身の実践に落とし込んでいただけたらな、と思います。

今回の授業が少しでもあなたの心の支えになれたら嬉しいです。

今回の授業が皆さんの学級経営の少しでも役に立てることを願っております。

学級経営の軸の作り方はこちら

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そして、それを共に継続していきましょう!!

学ぶ意欲の高いあなた、そしてあなたの目の前の子どもたちが、笑顔で溢れる毎日を送れることを心から願っております。

1人では辛くなることも多いでしょう。

そんな時はまたここに帰ってきてください。
いつでも相談に乗りますよ。

先生自身、そしてクラスの子どもたちが、笑顔で毎日を送れることを願って。

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