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【無料テンプレ有り】学級通信の基礎、基本【タイトル、ネタ、もう困らない】

学級経営

このような悩みをお持ちではないですか?

・学級通信を書きたいけど、何を書けばいいかわからない

・学級通信を出したいけど、書く時間がない

・学級通信のタイトルの付け方に悩んでいる

本授業では、このような悩みの解決をサポートします!

本授業の内容

【無料テンプレ有り】学級通信の基礎、基本【タイトル、ネタ、もう困らない】

・学級通信を出すメリット

・学級通信の構成は意図を持って

・テンプレを使って時短

・ルーティーン化して継続しよう

・学級通信ネタは放課後までに決めておく

・学級通信のタイトルの付け方
筆者のプロフィール
・小学校教諭として11年間勤務

・専門分野:学級経営
・毎年110号以上の学級通信を発行
・学級通信を出しながら、毎日定時帰り(もちろん仕事もちゃんとやってます笑)

【無料テンプレ有り】

学級通信の基礎、基本

【タイトル、ネタ、もう困らない】

学級通信を出すメリット

私は、学級通信は学級経営を行う上で、非常に有効なツールだと考えています。

主な理由は以下の3点です。

・子どもたちと学級経営の理念を共有できる
・子どもたち同士のいいところをシェアできる
・保護者に安心感を与えられる

子どもたちと学級経営の理念を共有できる

学級経営は1年間という長期戦です。

教師の思い描く理想の学級と、子どもたちの思い描く理想の学級をお互いに共有しておかなければなりません。

もちろん、日々言葉で語りかけることも大切です。

そこで、さらに学級通信を通じても語りかけるのです。 

日常の語りかけ+学級通信という2段構成

で、教師と子どもの学級づくりにおける考えを日々共有しておくことが、学級経営を行う上で非常に効果的です。

子どもたち同士のいいところをシェアできる

日常、子どもたちと接している中で「いいな」と感じた学習面や、行動面におけるあらゆることを意識して見つけておきます。 

これら全てをクラス全体の場で取り上げてシェアするのは、時間的にも難しいでしょうし、子どもたちにとっても、くどく感じてしまうことでしょう。

「クラスで見つけたナイスなポイント」などのようにコラム化して、毎号紹介してもいいでしょう。

教師が口頭でシェアするよりも、子どもたちに伝わりやすくなる場合も多いはずです。

保護者に安心感を与えられる

学級通信は、保護者に安心感を与える有効なツールです。 

保護者にとって、学校の中のことって案外わからないものです。

 実際に日常の学級の様子を知ることはもちろん、我が子がどのように日常生活しているのかも、イメージが持てないことが多いようです。 

「うちの子、友だちと仲良くやれているかな」

「楽しく毎日過ごせているのかな」 

などと心配は尽きないはずです。 

私も2人の子どもの親なので、よくわかります。

先程紹介した、学級経営の理念の共有、子どもたちのいいところのシェアは、学級通信を通じて保護者にも伝わります

つまり、保護者とも情報を共有できるということです。 

先生と、クラスの子たちの考えや、様子をシェアすることで、保護者は我が子の学校生活の様子が分かり、安心することができます。 

そして、その安心感は、結果として教師への信頼感へとつながります。 

学級通信の構成は意図を持って

ここからは、具体的に学級経営の構成について考えていきましょう。 

学級通信は様々な構成や意図がありますが、ここでは私が毎年110号を超える学級通信を出し続けてきた実績をもとに、構成を解説します。

1号につき1テーマでいい

1号につき、1テーマを選んで書きます。 

内容が薄くなるのなら、2テーマにすることもありますが、その号で、もっとも伝えたいことに絞って書くようにします。 

1テーマ+写真(+コラムやお知らせ) 

という構成が私の学級通信の基本形です。

子どもたちに向けて書く

私は、基本的に学級通信は子どもたちに向けて書いていました。

毎朝、学級通信を子どもたちに読み聞かせるようにしていたからです。 

それを読んでくれたなら、私が伝えたいことは自然と保護者にも伝わります。 

写真は保護者に向けて入れる

学級通信には、写真を必ず入れるようにしています。 

今の保護者は共働き家庭も多く、忙しいです。

仕事から帰ってきて、家事、育児。

そんな生活の中、文字がびっしりと詰まった学級通信は基本的には読んでもらえないでしょう。

私なら読みません笑 

だから、文章は子どもたちに読み聞かせるために。 

写真は、保護者が、パッとみて学級の様子が伝わるものを。

家庭での話のネタに

高学年になるほど、家で保護者に学校での様子を話さなくなります。

つまり、高学年になるほど、保護者は我が子の学校での様子が掴みにくいのです。

だからこそ、高学年ほど、学級通信は保護者にとって、学校の様子を知る大切なツールとなります。 

とはいえ、子どもと直接学校でのことも話してほしいな、と考えているので、できるだけ家で話が膨らみそうな話題を取り上げるようにしています。

また、文章中にも、

「詳しくは子どもたちに聞いてみてください!」

「今日クイズ係から出されたクイズです!答えはお子さんに聞いてみてください!」

などと、自然な形で親子の会話が生まれるようなネタも提供していました。 

テンプレを使って時短


4月に、今年1年間どのような型で学級通信を出していくか、そのテンプレートを作成しましょう。
 

学級通信を日常出し続けていく際に、毎回「今回はどんな型で書こうかな」と雛形から考えていては、時間がいくらあっても足りません。 

あなたが書きやすい型を見つけたら、それで固定してしまいましょう。 

私も2年目以降、学級通信の型はほとんど変えていません。 

大切なのは、型ではなく、内容です。

私が活用していた学級通信の型(B4サイズ)です。

よかったら、ダウンロードしてご活用ください。

» 

ルーティーン化して書き続けよう


学級通信を、より学級経営に生かすためには、ルーティーン化して、定期的に出し続けることが必要です。

学級経営で大切にしたい考え方や、友だちのいいところのシェアなどは、単発で行ってもあまり効果が薄いからです。 

しかし、「忙しくて、なかなか書く時間がない!」という先生も多いことでしょう。 

そこで、私は、 

放課後、まず手をつける仕事は学級通信を書くこと 

と決めていました。 

他にどんな仕事があっても、まずは学級通信を書いてから。 

この鉄の掟が大切です笑 

1日20分で書き上げる

ルーティーン化しても、1号書くのに1時間も2時間もかけていては、他の仕事をする時間がなくなり、帰るのが遅くなります。 

帰るのが遅くなると先生の心身が疲弊し、学級経営に悪影響を及ぼします。

1号にかける時間は20分まで

これを必ず守ります。 

どうしても厳しいな、と感じる先生は30分でもいいですが、それ以上は他の仕事を圧迫するのでオススメしません。

この辺の仕事術に関しては、他の授業で詳しく解説していますので、そちらも合わせてご覧ください。

» https://classmanagement.tech/work_life_everyday/ 

学級通信ネタは放課後までに決めておく


放課後に「今日は何について書こうかな?」と考えているようでは、20分で書き上げることができません。

朝から「本日のネタ」を考えながら、常にデジカメを持っておき、とにかく子どもたちの様子が伝わる写真を撮りまくります 。

そうすることで、子どもたちの様子をしっかり観察することにもつながり、子どもの頑張りポイントや、素敵な行動に気がつきやすくもなります。 

学級経営において、あなたが大切にしたい軸が明確であれば、子どもを観察する視点も自然と定まるはずです。 

「学級経営における考え方の軸」についてはこちらの授業をご覧ください。

» https://classmanagement.tech/class_management_good_teacher/ 

学級通信のタイトルの付け方

子どもたち、保護者と一緒に考える

学級通信は1年間、子どもたち、保護者と様々なことを共有する大切なツールです。

タイトルを一緒に考えることで、学級通信に愛着を持てるようになるからです。

愛着のある学級通信は、保護者にも読まれやすくなるでしょう。 

私は、4月にクラス目標が決まった後、学級通信のタイトルを考える期間を設けます。

それまでは「これからみんなで決めましょう」とタイトル欄に書いておきます。

クラス目標をみんなで達成するために、必要な情報を学級通信を通じて共有していくことになるので、タイトルもクラス目標を意識して考えてもらいます。 

期間は1週間。

 

①子どもたち同士で、意見を出し合い、考えさせます。

②保護者にも、学級通信を通じて、アンケート形式で案を募ります。

家庭で子どもと相談してアイディアを出してくれることも多かったです。

③子どもたちが出したアイディアと、保護者からでたアイディアをもとに、
 クラス全体で話し合って最終決定をします。 

このような流れでタイトルをつけると、教師が一方的につけた場合に比べ、子どもたちからも、保護者からも、「毎回楽しみにしています!」という声も増えます。 

最後に

学級通信は、教師の業務上、必ず出さないといけないものではありません。

しかし、だからこそ、学級通信に込めた思いは子ども、保護者に届き、結果として学級経営に非常に良い効果をもたらします。 

私は、出すな、と言われても学級通信を出します。

先生は本当に毎日忙しい。 

だからこそ、出すことが目的になってしまっては続きません 

私たち教師も、今回の学級通信を通じて、

「どうやって子どもの笑顔を増やそうかな?」 

と楽しみながら、発信することが大切です。

Hands holding finish word in balloon letters

本記事を最後まで読んでくださり、本当にありがとうございます!!

読んできださったあなた、そしてあなたの目の前の子どもたちが、笑顔で溢れる毎日を送れることを心から願っております。

1人では辛くなることも多いでしょう。

そんな時はまたここに帰ってきてください。
いつでも相談に乗りますよ。

先生自身、そしてクラスの子どもたちが、笑顔で毎日を送れることを願って。

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