※2022/03/03加筆・修正しました。
「毎日が辛い・・・。」
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「先生たちの学級経営基地」
✅このような悩みをお持ちではないですか?
・子どもたちにワクワクしてもらえる自己紹介がしたいな
・失敗しないか不安だな
本授業では、このような悩みの解決をサポートします!
✅本授業の内容
2時間目:まずはあなたの自己開示
3時間目:準備をしておけば怖くない
今回は、以上の内容で授業を行います。
・小学校教諭として11年間勤務
・専門分野:学級経営
・学級経営学会所属
・ほぼ毎日定時帰りを貫く(もちろんやるべきことを終わらせて🌟)
1時間目: あなたが話したいことを話してはいけない
若手の先生を中心に、「学級開きの自己紹介の場で何を話したらいいかわからない」という声をよく聞きます。
そんな先生には、「あなたが話したいことを話さない」ということをおすすめします。
なぜなら、学級開きにおける自己紹介は子どもたちのためにするものだからです。
自分が話したいことを話す、ことは主語は自分なので、自分のために話すことになります。
確かに、学級開きの場では新しい先生へ好奇心から、子どもたちは高い集中力を持ってあなたの話を聞いてくれるでしょう。
でも、だからこそ、聞いてくれている子どもたちのために「あなたが話したいこと」ではなく、「子どもたちが聞きたいこと」に意識を向けて話すという姿勢が大切なのです。
2時間目:まずはあなたが自己開示を
では、具体的に自己紹介ではどのようなことを話せば良いのでしょうか。
学級開きにおける自己紹介では、「親近感」「安心感」「信頼感」を与えることをまず意識します。
そして「クラスで起きたら絶対に許さないこと」、「あなたの理想の学級像」を子どもたちに伝えて締めくくります。
まずは、「親近感」「安心感」「信頼感」を子どもたちにプレゼントするイメージで話す内容を考えます。
「親近感」
人は自分と共通点がある人に親近感を抱きます。
あなたの担任するクラスの子どもたちは何が好きそうですか?
今なら「鬼滅の刃」「ストプリ」などが流行りでしょう。
また、スポーツを習っている子が多いクラスなら、「野球」「サッカー」などの部活経験を話すことも良いでしょう。
あなたのハマっていること、好きなことの中から、子どもたちと共通するものをリットアップし、話せば良いのです。
「安心感」
学級開きの場では、子どもたちは高い緊張状態にあります。
そこで、あなたの失敗談を紹介します。
「先生も失敗するんだ!」
「失敗しても許してくれそう!」
などのように子どもたちに安心感を与えるためです。
失敗談は、
「失恋した相手がどうしても忘れられず鬱になりかけた」
というような重いものではなく、
ある日出勤した時に、「ズボンだけパジャマのままだった」
というような、子どもたちが笑えるポップでライトな話が適切です。
ここでの話はもれなく、子どもたちが家に帰ってから保護者に話すということを、念頭に置いておきましょう笑
「信頼感」
次に、あなたの特技を紹介しましょう。
「これだけは誰にも負けない!」
ということを1つでいいので紹介しましょう。
子どもたちが
「すごい!」
と感じれば、それはそのまま信頼感へとつながるからです。
例えば、私は小学校からずっと野球を続けてきました。
中学校ではキャプテンも務め、いくつかの高校から推薦もいただきました。
この話をするだけで、野球を習っている子を中心に「すごい先生が来た!」という印象を与えられます。
中には、「そんな誰にの負けない特技なんてないよ〜」
という先生もおられるかもしれません。
でも、誰にも人一倍好きなことや、ハマっていることが1つはあるはずです。
実際にこんなことができる!というものではなくても、
「誰にも負けないくらい好き!」
「だから、このことについては誰よりも詳しいよ!」
というものでも構いません。
あなたの強みを知ってもらうことで、子どもたちは
「今年の先生は、〇〇がすごい先生なんだ」
と信頼を寄せることになります。
「絶対に許さないこと」
あなたのクラスで起こったら「絶対に許さないこと」を伝えて、少しピリッとした雰囲気を作ります。
楽しそう、というワクワク感だけではなく、時には厳しい一面もありそうだ、という緊張感を与えるのです。
この緊張感は、いざ自分が困った時には全力で助けてくれそうだ、という安心感を与えることにつながるからです。
2、人の心や体を傷つける言動や行動
3、全力でやるべき時に手を抜くこと
私はこの3つを学級開きの自己紹介で必ず伝えてきました。
そして、1年間、このような状況がクラスで見られれば、徹底的に指導します。
「あなたの理想とする学級像」
最後に、あなたの理想とする学級像について話して、明るいイメージを持たせて自己紹介を締めくくります。
この時点で、子どもたちの中にはある程度、あなたがどういう先生か、というイメージが出来上がっています。
そこで、これから1年間一緒にこんなクラスを創っていこう、と伝えることで子どもたちの中にも、より具体的なイメージが持ちやすくなります。
ここで伝える理想とする学級像は、具体的すぎず、少し抽象度が高めのものが良いです。
例えば、「困っている友だちがいたらすぐに助けられるクラス」という理想を伝えたとします。
その場合、
「運動場にボールが片付けられず、放置されていた場面」
ではどのように、理想と結びつけて指導を行いますか?
少し、理想と結び付けて指導するのは難しいのではないでしょうか。
結びつけたとしても、子どもたちにすっと入るかはわかりません。
確かに困っている子がいたらすぐに手を差し伸べようとするクラスは素敵ですが、それ以外の場面での応用が利かせづらくなります。
一方、「自治力のあるクラス」を理想として伝えていた場合はどうでしょうか。
運動場にボールが放置されていた場面でも、
「あなたたちはどうしたらいいと思う?自分たちで話し合ってみて。」
と自分たちで解決策を考えるよう促す指導に結びつけることができます。
そして、子どもたちも、
「自治=自分たちの問題は自分たちで解決していくこと」
と理解できていれば、それが自然な活動として、納得感を持って話し合うことができます。
もちろん、困っている子に誰も声をかけなかった場面でも、
「あなたたちは困っている子を助けるクラス、黙って放置するクラス、どちらのクラスにしていきたいの?」
と「自治力のあるクラス」を目指した上で問いかけることができます。
理想とする学級像は、様々な場面で応用できるよう少し視野の広いイメージで言語化しておくことが大切です。
3時間目:準備をしておけば怖くない
話す内容が決まった時点で、準備の80%は完了しています。
すでに「不安」な感情はだいぶ薄れてきているのではないでしょうか。
さらにあなたが安心感を持って自己紹介できるようにするため、そして子どもたちにも伝わりやすくするために、パワーポイントなどでスライドを作成し、それを元に話しましょう。
スライドには文章は書かず、
「ワンスライド、ワンフレーズ」
を心がけて作りましょう。
文章を書くと、子どもたちはスライドの文章を読むことに必死になり、あなたの話を聞かなくなってしまいます。
しっかりと話す内容を考えて構成し、スライドに落とし込んでおく。
あとは数回練習しておけば、自信を持って子どもたちに自己紹介ができるはずです。
本授業を最後まで受けてくださり、本当にありがとうございます!!
受けてくださったあなた、そしてあなたの目の前の子どもたちが、笑顔で溢れる毎日を送れることを心から願っております。
1人では辛くなることも多いでしょう。
そんな時はまたここに帰ってきてください。
いつでも相談に乗りますよ。
先生自身、そしてクラスの子どもたちが、笑顔で毎日を送れることを願って。
公式LINE:「先生たちの学級経営基地」
質問や、コメントもドシドシお待ちしております!
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