✅このような悩みをお持ちではないですか?
・学級開きでできるゲームはないかな
・学級開きで少しでも子どもたちの関係性を掴みたいな
本授業では、このような悩みの解決をサポートします!
✅本授業の内容
2時間目:まずはあなたが楽しみましょう!
3時間目:活動中に子どもたちを見る視点とは?
今回は、以上の内容で授業を行います。
・小学校教諭として11年間勤務
・専門分野:学級経営
・学級経営学会所属
・ほぼ毎日定時帰りを貫く(もちろんやるべきことを終わらせて🌟)
1時間目:自己紹介ウォンテッド!!
私が学級開きの時によく行うのが「自己紹介ウォンテッド」という活動です。
こちらのワークシートをご覧ください。(無料ダウンロード可です!)
自己紹介ウォンテッドとは?
左にお題が書いてあり、右にサインする欄があります。
子どもたちは自由に歩き回り、できるだけたくさんの友だちと質問し合います。
1人につきできる質問は1つまで。
もし質問した内容に、友だちが当てはまれば、サインをもらいます。
時間内にできるだけたくさんの友だちを集めよう!という活動です。
自己紹介ウォンテッド6つのメリット
②質問を通して、新しく出会った友だちとの意外な共通点も見つかり、今後の関係性を大きく向上させるきっかけにもなります。
③自分から話しかけることが苦手な子も、質問リストが手元にあるので話しかけやすい。
④あらかじめ教師が視点を持っておくことで、活動の中で子どもたちの自然な関係性が見とれる(3時間目で詳しく解説します!)
⑤教師が知りたい子どもの情報をたくさん得られる
⑥何より楽しい!
左の欄の質問は、あなたが子どもたちについて知りたいことを書きましょう。
そうすると、用紙を集めた時にはそれぞれの質問に当てはまる子がわかるチェックリストの役目も果たします。
今回は学級開きの場なので、「自己紹介」としていますが、お題はなんでも構いません。
「夏休み思い出ウォンテッド」、「得意なことウォンテッド」など様々なアレンジが可能です。
ぜひ活用してみてください!
2時間目:まずはあなたが楽しみましょう!
子どもたちの様子を見取ることも大切ですが、まずは担任であるあなたが楽しむ姿を見せましょう。
学級開きの子どもたちは、緊張しています。
先生の様子を伺っている子もたくさんいます。
「子どもたちは教師の言うことではなく、教師がどう行動するかを見て真似する」
というミセスパンプキン氏の言葉があります。
担任であるあなたが率先して楽しんでいる姿を見せることで、「あっ、僕たちも楽しんでいいんだ」という「許可」が子どもたちに降りるわけです。
スタート!
と同時に、子どもたちの中に混ざって、まずはあなたが楽しみましょう。
子どもたちの心がほぐされ、活動が活発化してきたら一歩引いて子どもたちの様子を見取ればいいのです。
3時間目:活動中に子どもたちを見る視点とは?
活動が軌道に乗ってきたら、一歩引いて子どもたちの様子を見取りましょう。
活動中に子どもたちを見取る視点は次の3つです。
この活動の前に、あなたの自己紹介をしているはずです。
そこで伝えた「学級経営の軸」に基づいた「こんなクラスにしていきたい!」というポイントをすぐに実践に移している子がいるはずです。
その子の行動を「素敵だね!」と価値づけ(褒めるのではありません)、全体にシェアします。
活動を率先して楽しんでいる「ムードメーカー」、「1人で輪に入りにくそうにしている子」や、その子にそっと声をかけにいく「優しい子」。
意識して子ども達のことを見ているだけで、様々な気づきがあります。
そしてそこで見取ったことを必ずメモなどに書き残しておきましょう。
今後の学級経営のスタートにおいて、とても有効な資料となります。
2人で話す活動なので、子どもたちは正面で話すか、横に並んで話すか、どちらかの方法で話すことになります
あなたは、初対面の人と2人で話すときは、正面から、横から、どちらの方が話しやすいですか?
おそらく、いきなり正面で向かい合って話すよりも、同じ資料などを見ながら横並びで話す方が話しやすいのではないでしょうか。
一方、初対面の人とはどうでしょうか。
気心が知れた相手と話すときは正面から向かい合って話すことの方が多いのではないでしょうか。
人は、関係性が浅い人と目を見て話すことに不安を覚えます。
だから、子どもたちを見るときに、
正面で話しているペア→もうすでにお互い知った仲だな
などということがわかるわけです。
もちろん、その子の正確に寄るものもあるので、関係性が浅いにも関わらず正面からバンバン話す子もいます。
そこも考慮しながら、子どもたちを見取るといいでしょう。
学級開きの時点では十分有効な情報を得られるでしょう。
本授業を最後まで受けてくださり、本当にありがとうございます!!
受けてくださったあなた、そしてあなたの目の前の子どもたちが、笑顔で溢れる毎日を送れることを心から願っております。
1人では辛くなることも多いでしょう。
そんな時はまたここに帰ってきてください。
いつでも相談に乗りますよ。
先生自身、そしてクラスの子どもたちが、笑顔で毎日を送れることを願って。
InstagramやTwitterでも学級経営の情報を発信しているので、この記事を有益だと感じた方はぜひ
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