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【全ての先生必見】教師に求められるリーダーシップとは【子どもに求める前に】

人間力

このような悩みをお持ちではないですか?

・子どもが付いてくる教師で在るためにはどうすればいい?
・どんな教師で在ればいいんだろう。
・教師に求められるリーダーシップってどんなもの?

学級経営を行う上で、教師が前面に出て子どもたちを引っ張っていく。

このような形態は、一昔前のものです。

今の教師に求められているもの。

それは、「子どもと子どものつなぎ役」です。

これは「ファシリテーター」という言葉でも表現されます。

ただ、私たちが忘れてはならないのは、教師に求められる役割が時代と共に変化したとしても、

「子どもたちの前に立つ1人の働く大人である」

ということを忘れてはなりません。

子どもたちは、日常目にする大人の姿を元に自分の未来像を無意識に組み立てます。

子どもたちが日常目にする大人とは、つまり親か教師です。

子どもたちが自分の未来に希望を持ち、成長することを楽しめる。

「あんな大人になりたいな」

そう感じる存在でありたいじゃないですか。

本授業は、「教師とは」というよりも、「子どもたちの前に立つ一人の大人として大切なこと」という内容をお届けします。

本授業の内容

1時間目:リーダーは人を〇〇にできる人である
2時間目:教師に求められるリーダーシップ

以上のような内容で授業をお届けします。

筆者のプロフィール
・小学校教諭として11年間勤務
・得意分野は?と聞かれたら「学級経営」と即答
・日本学級経営学会所属
・学級経営の軸は「自治力のあるクラス」
・先生向けの学級経営塾を毎月開催中!

1時間目:リーダーは人を〇〇にできる人である

こんな言葉があります。

徳のある人とは、
人が見ていようがいまいが、
意識することなく
自然に良い行いをする人のことである。

これは、元スターバックスCEOの岩田松雄さんの言葉です。

この言葉から、

「リーダーとは、人を幸せにできる人である」

ということができます。

リーダーとは、結局、自分自身だけではなく、他者や社会全体の幸せに目を向けられる人のことだと思います。

自分の利益のみを追求する人には、長い目で見た時に人がついてこないからです。

例えば、学級経営において私の失敗談を紹介します。

過去の私は、勉強に熱が入り、たくさんの本を読み、様々な研究会に参加をしてきました。

たくさん学べば学ぶほど、良質なインプットが増えるので、あれもこれもと、色々と試したくなります。

「本当に熱心に勉強に取り組んでいて素晴らしいですね」

先輩の先生からもよくこんな褒め言葉をいただきました。

すると、嬉しくなってもっと力が入ります。

しかし、学んだことを実践に移してもうまくいかないことが多かったのです。

それはなぜか。

私は、自分がしたいことを、子どもたちの思いも聞かず、一方的に押し付けていたからです。

子どもたちが望んでいない実践は、上っ面なものとなり、子どもたちに定着しません。

子どもたちからすれば「No thank you」な状態なんですね。

私の過去の失敗を振り返って、今言えること。

それは、

「心の矢印を相手に向けること」が抜けていた

ということです。

教師がやりたいことを一方的に押し付けられて、色々やらされる子どもたちは、たまったものじゃありません。

確かに、学ぶことは必要です。

良質なインプットなしに、良質な実践はあり得ません。

しかし、それ以上に、自分の思いも伝えながら子どもたちの思いも尊重することが大切なのです。

言われてみれば基本的なことかもしれませんが、日々子どもたちの前に立っていると忘れてしまうことがあります。

「自分がしたい」という思いだけではなく、「これは、目の前の子どもたちにとって意義のある実践なのか」ということを常に問いかけるということが大切なのです。

そうすると、毎日の宿題や、授業中の関わり方などを見直すきっかけが得られます。

2時間目:教師に求められるリーダーシップ

ここでは、1時間目に紹介した岩田松雄さんの言葉を、学級経営に当てはめてもう少し深掘りしていきたいと思います。

徳のある人とは、
人が見ていようがいまいが、
意識することなく
自然に良い行いをする人のことである。

この言葉は、私がここ「となりの学級経営」で何度も紹介しているこの言葉に通じるものがあります。

子どもは、教師の言うことは聞いていない。
目の前の教師が、どう行動するかを見て真似する。
byミセス・パンプキン氏

つまり、子どもは目の前の教師がどう在るかを見て、その在り方を真似するのです。

私たちは子どもたちに、理想とする学級像を「クラス目標」として言語化します。

その「クラス目標」に結びつく行動をまずは教師が実践し続けること。

これが大切だと、これまでもお伝えしてきました。

さらに、岩田松雄さんの言葉を借りるなら、「無意識に」それができるレベルまでいくことが大切だということです。

そして、その行動は、自分のためだけではなく、子どもたちのため、学校全体のため、ひいては社会全体の幸せのために。

つまり、「心の矢印が相手に向かっている」状態。

「相手意識に基づいた行動」であることが大切だということです。

もちろん、初めは意識的に行動しないと難しいでしょう。

私だってそうです。

しかし、それを短期間ではなく、無意識に行えるレベルまで継続して、身に染み付かせていく。

子どもたちにとって魅力的な大人で在るためには、これくらいの意志が必要である、ということです。

子どもたちの幸せを願い、人知れず、見返りを求めず、誰かのためにいいことをする。

これが、教師、いや、私たち大人に求められる「リーダーシップ」なのではないでしょうか。

Hands holding finish word in balloon letters

本授業を最後までご覧いただき、本当にありがとうございます!!

熱い先生、学びに熱心な先生ほど、視野が狭まり、突き進んでしまうことがあります。

それ自体は決して悪いことではないと思います。

ただ、自分のやりたいことを貫きながらも、それが「子どもたちのため」「学校全体のため」というように少し視野を広げることで周りも受け入れやすくなるのです。

皆さんのクラスが温かい素敵なクラスになることを願っております。

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そして、それを共に継続していきましょう!!

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そんな時はまたここに帰ってきてください。
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