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【自己肯定感を高める方法】全ては自分の〇〇と考えさせる

人生論

このような悩みをお持ちではないですか?

・クラスの子の自己肯定感が低い
・自分に自信がない子が多い
・子どもの自己肯定感を高めてあげたいな

日本人は先進諸国の中でも自己肯定感が低いです。

しかし、これは子どもに限った話ではありません。

私たち大人も自己肯定感が低いのです。

子どもはそんな大人を見て育ちます。

そしてその子が自己肯定感が低いまま大人になる。

このような負の連鎖が起きていることが、今の日本の特徴です。

本授業では、そんな中、子どもの自己肯定感を高める方法を紹介します。

本授業の内容

1時間目:全てのできごとは自分の〇〇である

以上のような内容で授業をお届けします。

 

筆者のプロフィール
・小学校教諭として11年間勤務
・得意分野は?と聞かれたら「学級経営」と即答
・学級経営学会所属
・学級経営の軸は「自治力のあるクラス」
・先生は「自分のことが大好きだよ」と胸を張って伝えてきました

1時間目:全てのできごとは自分の〇〇である

自己肯定感を高めるためには、

全ての出来事は自分の責任である

と子どもに認識させることが大切です。

人は、成長したやり切った、と感じられた時に自信が持てます。

そして、その自信の積み重ねが自己肯定感を高めることにつながるからです。

例えば、体育のサッカーの授業。

Aくんのチームは、Bさんのミスで失点し、負けてしまったとします。

そこで、Aくんは

「Bさんのせいで負けたじゃないか!」

と捉えたとします。

この先Aくんはどうなるでしょうか。

試合の負けをBくんのミスという、人のせいにしている以上、自分でそれ以上努力はしません。

Bくんのせいで負けた。

これで終わりです。

一方、もしAくんが

「試合に負けたのは自分の責任だ」

と捉えたとします。

すると、Aくんは自分のプレイヤ、チームのプレイで

どこを改善すれば勝てたのだろう

と改善ポイントを分析します。

そしてその分析をもとに練習したり、チームで話し合いの場を設けたりと、次の行動に移ることができます。

人のせいにしてそこで立ち止まっていた場合
自分の責任であると考え、改善できるよう努力する

どちらの方が成長できるかは言うまでもないでしょう。

人は、成長しない無責任な自分を好きにはなれません。

たとえ失敗しても、改善を繰り返し成長していく。

その努力の過程が自信となり、自己肯定感をじわじわ高めていくのです。

自分に起きた出来事は全て自分の責任である

こう捉えていける子が、自己肯定感を高め、成長していけるのです。

Hands holding finish word in balloon letters

本授業を最後までご覧いただき、本当にありがとうございます!!

日本人は子どもも大人も自己肯定感が低い。

これは他者の失敗を許すことができない風潮が大きな原因であると考えています。

1つの失敗に対して過剰に周りが批判する。

そんな場面を減らすためにも、「ヒューマンエラーとしてではなく、システムエラー」として子どもの失敗を受け止める。

そんなことが当たり前になれば、不必要にお互いを責めることなく、温かいクラスをつくっていけるのではないでしょうか。

皆さんのクラスが温かい素敵なクラスになることを願っております。

正しい知識と考え方を身につけた上で、どんどん行動、どんどん実践していきましょう。

そして、それを共に継続していきましょう!!

学ぶ意欲の高いあなた、そしてあなたの目の前の子どもたちが、笑顔で溢れる毎日を送れることを心から願っております。

1人では辛くなることも多いでしょう。

そんな時はまたここに帰ってきてください。
いつでも相談に乗りますよ。

先生自身、そしてクラスの子どもたちが、笑顔で毎日を送れることを願って。

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