✅このような悩みをお持ちではないですか?
・現状、関係がうまくいっていない子どもがいる
・夏休みの間にできることがあればやりたいけど何をしたらいいかわからない
2学期は学級崩壊が最も起こりやすい時期であると言われています。
2学期以降も、先生と子どもたちが毎日笑顔で過ごせる。
私がこうして情報を発信しているのは、そのためです。
本授業を通して、あなたの2学期以降の学級経営に1つでも役に立つことがあればいいな、という思いを込めて本授業をお届けします。
本授業は、今回と次回の2本立てです。
動画で視聴したい方はこちら♪
✅本授業の内容
1時間目:2学期は最も学級崩壊が起こりやすい
2時間目:学級崩壊の予防法3選<前編>
以上のような内容で授業をお届けします。
✅筆者のプロフィール
・小学校教諭として11年間勤務
・得意分野は?と聞かれたら「学級経営」と即答
・日本学級経営学会所属
・学級経営の軸は「自治力のあるクラス」
・読書量は月15冊以上の読書家
1時間目:2学期は最も学級崩壊が起こりやすい
2学期は1年間の中でも、最も学級崩壊が起こりやすいと言われています。
まずはその理由を明らかにした上で、具体的な予防方法について紹介をしていきます。
行事が盛りだくさん
2学期は、コロナ禍とはいえ、行事が盛りだくさんです。
行事が多いことが、2学期に学級崩壊に陥りやすい一つの原因です。
行事は、学級経営を充実させるために欠かせないものです。
その反面、行事が終わった後にはいわゆる「燃え尽き症候群」状態に陥り、子どもたちの気が緩みがちです。
そこでトラブルが増えていき、うまく解決できないと、不満が積もり学級が荒れていくからです。
よく「運動会後は学級崩壊しやすい」と言われる所以です。
運動会に向けてクラス一丸となって走り続けて、いざ運動会が終わると次の目標を見失い、気が緩むのです。
確かに、必ずしも運動会後にクラスが荒れるわけではありません。
では、どうすれば「燃え尽き症候群」を防ぎ、クラスの荒れを防ぐことができるのでしょうか。
2学期を見通し、常に次の目標を設定する
行事が終わるごとに次の目標を見失わないようにするためには、2学期の行事を見通し、常に次の目標を意識させることが重要です。
運動会などの大きな行事の後でも、次の目標を明確にしておくことで、子どもたちも気持ちの切り替えがしやすくなるからです。
私が6年生を担任していた際には、2学期に以下のような行事がありました。
・駅伝大会
・修学旅行
・マラソン記録会
まず、2学期の始業式で行事の見通しを持たせます。
そして、各行事、いつから活動を始めるかといった具体的な日程についても教室に掲示しておき、いつでも子どもたちが確認できるようにしておきます。
こうしておくだけで、運動会が終わったら「次は駅伝大会か!」というように、自分たちで次の行事に意識を向け始めます。
1学期に信頼関係が十分にできていない
2学期に学級崩壊が起こりやすい原因として、1学期に「信頼関係という土壌が十分に育っていない」ことも挙げられます。
信頼関係が十分に育っていないと、トラブルが増え、その都度子どもたちは不満を募らせていくからです。
2時間目では、この信頼関係をもう一度構築していくための具体的な方法について解説していきます。
2時間目:学級崩壊の予防法3選<前編>
①とにかく子ども同士の関わりを増やす
あなたのクラスの子たちの信頼関係が不十分であるなら、まずはとにかく子ども同士の関わりを増やすことを大切です。
人はコミュニケーションが増えると、その相手へ好意を持ちやすくなるからです。
信頼関係が十分に築けていないと、子どもたちにとってクラスが居心地の良い空間ではなくなってしまいます。
行事に一丸となって取り組むことはもちろん、日々の授業にも取り組む意欲が低下するでしょう。
信頼関係が不十分にも関わらず、様々な行事などに力を入れて取り組もうとすることは、野球に例えるなら、いわばキャッチボールが十分にできていないのに、試合に勝とうとしている状態です。
学級経営においてもまずは、大きな行事や、日々の授業といった試合に臨むために最低限の環境を整えておく必要があります。
本授業を最後までご覧いただき、本当にありがとうございます!!
次回は、2学期の学級崩壊予防法3選のうち、残りの2つについて解説します。
2学期は、学級経営を充実させる絶好のチャンスがたくさん!
それらを十分に活かし、皆さんのクラスが温かい素敵なクラスになることを願っております。
今後も、日本中の先生たちと繋がれる様々な情報をお届けしますので、
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正しい知識と考え方を身につけた上で、どんどん行動、どんどん実践していきましょう。
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