本授業は前回に引き続き、小学校の英語教育についてです。
この「小学校の英語教育シリーズ」は
「10万組の親子が学んだ 子どもの英語「超効率」勉強法 」[ 船津 洋 ]
を参考にしています。
小学校での英語教育に限らず、幼児期からいかに英語教育を行っていけば良いか書かれた本なので、育児の教科書にもなります！
ぜひチェックしてみてください！
前回は学校での英語教育で、子どもたちに英語が使えるものとして定着しない理由について解説をしてきました。
前回の授業をまだご覧になられていない方は、ぜひ、前回の授業からご覧になると、より理解が深まるかと思います。
✅このような悩みをお持ちではないですか？
・どんな授業すればいいかわからない
・小学校に効果的な英語学習法を知りたい
本授業では、そもそも、英語をマスターすることでどんなメリットがあるのか、について解説をします。
英語をマスターするメリットを先生が認識し、子どもたちと共有することで、子どもたちの学ぶ意欲はもちろん、先生方の指導にも熱が入ること間違いなし！
ぜひ楽しんでいってください(^ ^)
✅本授業の内容
2時間目：世界中の情報に触れられる！
3時間目：大学受験も余裕でクリア！？
今回は、以上の内容で授業を行います。
・小学校教諭として１１年間勤務
・専門分野：学級経営
・学級経営学会所属
・小学校における英語教育の難しさを現場で痛感
1時間目：英語ができると年収アップ！？
なんと、英語を使いこなせるレベルで身につけていると、年収がアップするのです。
これは、TOEICスコアを持っている人の方が、エンジニア、メディカル、クリエイティブなど年収が高いとされている幅広いジャンルにおいて転職率が高いからです。
年収７００万円以上で、英語ができる人は５割に上る、という調査結果もあります。
また、本授業の参考文献の中では、英語ができることで年収が２００万円アップしたという調査も紹介されています。
確かに、必ずしも英語を身につけると年収が上がるとは言えません。
しかし子どもたちがそのような事実を受け止めた上で、英語を身につけるレベルまで学習するかどうかの選択権は持つべきだと考えます。
これからの日本は、経済的に衰退していくと言われていることは皆さんもご存知でしょう。
つまり、今の子どもたちは私たち以上にお金で苦労することが多くなる、ということです。
この問題から逃げずに向き合った上で、英語を学ぶことがお金の問題を解決しうるなら、使わない手はありません。
その上で、今後の授業をご覧いただければと思います。
2時間目：世界中の情報に触れられる！
英語を身につけておくと、日々世界中の情報に触れることが可能になります。
日本に居ながらにして、日本語の情報だけでなく、英語で発信される世界中の情報をいち早くキャッチすることができるからです。
今は情報化社会です。
ものは、増えると価値が減少し、減ると価値が上昇します。
つまり、情報化社会とは、情報に価値がなくなった時代です。
では、情報に価値がなくなった時代には、何に価値が生まれたか。
それは、情報を受け取るスピード、そして、その情報を活用する力です。
情報を活用するには、まず受信する必要があります。
日本の中だけで発信される情報を受け身で受け取るのではなく、まだ日本に届いていない情報をいち早く自分の力で受信しにいく。
これができると、ビジネスではもちろん、日常の様々な分野でいち早く行動することが可能になります。
英語を身につけておくだけで、周りよりもはるかに価値の高い情報に触れるチャンスが増えるということです。
3時間目：大学受験も余裕でクリア！？
英語を身につけておくと、大学受験にも大きなメリットがあります。
大学入試もセンター試験から「大学入学共通テスト」へと変わります。
それに伴い、「思考力、判断力、表現力」がより評価のウエイトを占めるようになりました。
この「思考力、判断力、表現力」が、まさに日本人が苦手とする「話す」「書く」ことが求められるようになるのです。
もともと、日本の学校教育では話せる英語力は身につかない、と前回の授業で解説しました。
にも関わらず、大学受験では話す力が求められるのです。
この矛盾に、私たち小学生の教育に関わるものとして立ち向かいたいと思い、この「英語教育シリーズ」を書いています。
皆さんと一緒に、少しでも子どもたちに英語を身につけさせてあげられるよう学んでいきたいと思います。
次回はいよいよ、具体的な英語の学習方法について解説していきます。
次回もお楽しみに！！
Hands holding finish word in balloon letters
本授業を最後までご覧いただき、本当にありがとうございます！！
英語を身につけておきたかった・・・
私もそう感じている大人の一人です。
自分が今から英語を身につけようと思うとかなりの労力を要しますが（不可能ではありません！）目の前の子どもたちは、今まさに英語を身につけるのに効果的な年齢です。
確かに小学校現場での英語教育には限界もあるかもしれません。
しかし、私たちが正しい学習法を意識して取り入れるだけで、効果はあるはずです。
正しい知識と考え方を身につけた上で、どんどん行動、どんどん実践していきましょう。
そして、それを共に継続していきましょう！！
学ぶ意欲の高いあなた、そしてあなたの目の前の子どもたちが、笑顔で溢れる毎日を送れることを心から願っております。
１人では辛くなることも多いでしょう。
そんな時はまたここに帰ってきてください。
いつでも相談に乗りますよ。
先生自身、そしてクラスの子どもたちが、笑顔で毎日を送れることを願って。
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