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【田中博史先生から学ぶ】 子どもが変わる授業 ①【学級経営の視点も交えて】

授業力

このような悩みをお持ちではないですか?

・子どもが授業中に全然発表しない
・勉強嫌いな子にどうアプローチすればいいのだろう
・教材研究はどうすればいいのだろう

先日、某小学校の校内研究会に参加させていただきました。

そこで元筑波大学附属小学校副校長の田中博史先生の講演をお聞きしました。

今回は、そこで聞かせていただいたお話と、私が11年間現場の教師として学んできたことを合わせて考察をしていきます。

上記のような先生方の悩みを解決にも繋がります。

ぜひ最後まで本授業をお楽しみください。

本授業の内容

1時間目:子ども【が】変わる授業とは
2時間目:子どもが学びを嫌いになる理由
3時間目:子どもが自ら動き出すには

以上のような内容で授業をお届けします。

✅本日の参考文献


楽天:子どもが変わる授業/田中博史著
Amazon:子どもが変わる授業

筆者のプロフィール
・小学校教諭として11年間勤務
・得意分野は?と聞かれたら「学級経営」と即答
・学級経営学会所属
・学級経営の軸は「自治力のあるクラス」
・筑波大学附属小学校「算数サマーフェスティバル」に10年間参加
・田中博史先生主宰「授業・人・塾」

動画で視聴したい方はこちら♪

1時間目:子ども【が】変わる授業とは

「子どもが変わる授業」
「子どもを変える授業」

みなさんはどちらの方がしっくりきますか?

「子どもが変わる授業」とは、

子どもが自ら変わりたくなるように接していく授業

です。

教師の力で、いわば無理矢理子どもを変えても、それは長続きしないからです。

教師は、みんな「子どものために」という熱い思いを持って子どもたちの前に立っているので、その熱意から、どうしても

「子どもを変える」

という意識が働きます。

しかし、教師が「子どもをかえよう」と頑張れば頑張るほど、子どもたちの心は離れていきます。

だから私たちは、子どもと授業をするとき、さらには日常のあらゆる学びの場面で

「子どもが自ら変わりたい」

と思えるよう関わっていくことが大切なのです。

2時間目:子どもが学びを嫌いになる理由

子どもが学びを嫌いになるのは、

学びを強いられるから

です。

そして、この原因を生んでいる大きな要因は

教師や大人には自分が子どもに学びを強いている、という自覚がない

ことにあります。

子どもたちは、毎日指示されたことをこなすのに精一杯です。

例えば、毎日の宿題、各教科のワーク、問題集、テスト・・・。

これらは、私たちが全て「子どものため」を思って日々行っている教育です。

しかし、これらは本当に子どもにとって有意義な学びとなっているのでしょうか。

もし、私たちが良かれと思って行っている授業や学習指導が、子どもたちにとって

苦痛
おもしろくない
勉強が嫌い

このような思いを抱くことに繋がっているのなら、「子どものため」にはなっていないのではないでしょうか。

確かに、学校現場では各教科のカリキュラムがあるので、「教えないといけない内容」があります。

しかし、それらの学びを、「学ばなければいけないものとして強いる」のではなく、子どもたちが「学ぶのって楽しい」と感じられるように日々、創意工夫すること

それこそが「子どものため」になるはずです。

3時間目:子どもが自ら動き出すには

子どもが自ら動き出す学びを創出するには、私たち教師がまずは

どこか1箇所
どこか1時間

子どもが「学ぶのって楽しい」という環境を作るように努めることです。

授業が例え下手でも、授業をしている先生と接する時間が楽しいと子どもが感じてくれさえすれば、授業は成立するからです。

全て教えなければならないという網羅主義
全て間違えずに習得していかなければならないという完璧主義
私たちが日々陥りがちなこれらの価値観を一度捨て去ることがスタートです。


先生と過ごす学びの時間

友だちと過ごす学びの時間

これらの時間が子どもたちにとって、そして私たち大人にとって

「楽しい」
「愛おしい」

そんな時間になれば、子どもたちが自ら動き出す力はさらに増すことでしょう。

子どもたちが自ら動きたいと思える学びの時間を創っていくには、まずは私たち教師、大人がこれまでの固い価値観を捨て去り、自ら動き出すことが大切であると考えます。

Hands holding finish word in balloon letters

本授業を最後までご覧いただき、本当にありがとうございます!!

授業と学級経営の悩みは、常に先生方の頭の中にあるものだと思います。

私はこの「となりの学級経営」を通じて、学級経営を軸に発信をしています。

その根っこには、授業を初めとした

「あらゆる教育活動は学級経営がベースとなる」

という思いがあります。

田中博史先生の「子どもが変わる授業」のお話では、算数授業をテーマにしつつ、学級経営の根本を問い直す内容であると感じています。

次回もこのテーマの続編です。

お楽しみに!

正しい知識と考え方を身につけた上で、どんどん行動、どんどん実践していきましょう。

そして、それを共に継続していきましょう!!

学ぶ意欲の高いあなた、そしてあなたの目の前の子どもたちが、笑顔で溢れる毎日を送れることを心から願っております。

1人では辛くなることも多いでしょう。

そんな時はまたここに帰ってきてください。
いつでも相談に乗りますよ。

先生自身、そしてクラスの子どもたちが、笑顔で毎日を送れることを願って。

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