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【2021年4月】1人1台タブレット導入!【あなたの考え方が浮き彫りに】

人生論

このような悩みをお持ちではないですか?

・1人1台タブレットが導入されるって聞いたけど、いつからなの?
・使いこなせるか不安・・・
・タブレットを活用する上で気をつけることは何かな?

本授業では、このような悩みの解決をサポートします! 

本授業の内容

1時間目:2021年4月に1人1台タブレット導入!
2時間目:タブレット活用は目的ではない
3時間目:あなたの考え方が浮き彫りに

今回は、以上の内容で授業を行います。

筆者のプロフィール
・小学校教諭として11年間勤務

・専門分野:学級経営
・学級経営学会所属
・ほぼ毎日定時帰りを貫く

1時間目:2021年4月に1人1台タブレット導入!

2021年4月から1人1台タブレットが導入されます。

これは、GIGAスクール構想に基づいた施策です。

また、4月から「GIGAスクール元年」が始まる、として、萩生田文部科学大臣がYouTubeでメッセージも発信しています。

萩生田文部科学大臣メッセージ「1人1台端末の安全・安心な利活用について」
令和3年4月から「GIGAスクール元年」ともいうべき、小中学校における一人一台端末環境下での学びが本格的にスタートします。今回、萩生田文部科学大臣から、学校・教育委員会など教育関係者の皆さま、保護者の皆さまに対して、1人1台端末の安全・安心な利活用に向けたメッセージを動画にて配信しました。

GIGAスクール構想とは、「児童生徒向けの1人1台端末と、高速大容量の通信ネットワークを一体的に整備し、多様な子どもたちを誰一人取り残すことなく、公正に個別最適化された創造性を育む教育を、全国の学校現場で持続的に実現させる構想」です。

少しわかりにくいですよね。

もう少し簡単にいうと、子どもたちが今後5Gsociety5.0という社会の変化に対応できるよう教育現場を整備する、という構想です。

日本の教育におけるICTの活用は諸外国と比べて遅れていると言われています。

変化の激しい時代を生き抜くには従来の一斉教育だけではなく、ICT教育で次世代の人材を育てる必要があります。

これらを持続的に実現させる構想がGIGAスクール構想です。

https://master-education.jp/column/about_giga_school/ 

2時間目:タブレット活用は目的ではない

萩生田大臣もおっしゃっているように、全国の小学生全員に1人1台端末環境が導入されますが、タブレット端末を活用していくことは手段であり、目的ではありません。

私たちが学校教育で達成すべき目標は、「子どもたちの人格の完成」だからです。(教育基本法第1条(教育の目的))

学級経営を充実させるため
子どもたちの関係がより深いものとするため
学習の理解がより深まるようにするため

このような目的達成の手段として、タブレットを活用することが大切です。

 

デジタル教科書が導入されたときにも、同じような議論が起こりました。

 

教育現場では、新しいものが導入されると、それをどう使いこなすかにどうしても意識がいってしまいます。

 

しかし、各教科の授業で達成すべきなのは、その教科、単元における目標です。

決して、デジタル教科書を使いこなすことではありません。

 

確かに、子どもたちも、私たちも、初めは使い方に慣れることも必要です。

 

でも、使い方に慣れながらも、どの場面で活用することが有効かな、というタブレットやデジタル教科書の「手段としての活用法を探る」という意識を忘れてはいけません。

 

デジタル教科書活用も、タブレット活用も、あくまで学校教育における目標を達成するための手段であり、目的ではないのです。

 

この意識は、私たち教師が強く持っておく必要があります。

 

3時間目:あなたの考え方が浮き彫りに

以前の授業でも触れましたが、オンライン授業や、タブレット端末の活用法を考えていく中で、私たちの学級経営や授業への考え方が浮き彫りになると考えています。

【小学校】オンライン授業のコツ【講義をしてはダメ!】
小学校現場でも、オンライン授業を行うことが今後増えていくかもしれません。本授業では、オンライン授業をデザインする上で、大切な考え方について解説しています。オンライン授業のコツ・秘訣が知りたい方はぜひチェックしてみてください!!

普段の授業では「話し合いを大切にしたい」「話し合いによって学びを深めたい」という議論がされていても、いざオンライン授業となると「講義型」ベースでの話になることが多いように感じます。

教師が学習内容を解説した講義型動画を撮って見せよう、という取組などはまさにそれです。

 

やり方を工夫さえすれば、オンラインでも話し合い活動は可能です。

 

本当に私たちが普段から話し合うことなどのコミュニケーションを大切に考えているなら、子どもたちが話し合うことを念頭に置いて考えるはずです。

 

これらのことから、私たちの根底にはまだ従来の「講義型」、「教え込み教育」の名残があるのかもしれません。

もう一度、私たちが学級経営や授業で大切にしたいことは何か。

この視点に立ち返り、来る「GIGAスクール元年」を迎える必要があると考えます。

学級経営に関する考え方の軸はこちらで詳しく解説しています。
ぜひチェックしてみてください!
https://classmanagement.tech/class_management_good_teacher/

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本授業を最後まで受けてくださり、本当にありがとうございます!!

受けてくださったあなた、そしてあなたの目の前の子どもたちが、笑顔で溢れる毎日を送れることを心から願っております。

1人では辛くなることも多いでしょう。

そんな時はまたここに帰ってきてください。
いつでも相談に乗りますよ。

先生自身、そしてクラスの子どもたちが、笑顔で毎日を送れることを願って。

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