学級開きが終わり、ホッとしたのも束の間。
4月中に授業参観、懇談、家庭訪問と、先生も緊張する場面が続きますよね。
その中でも、保護者と初めて顔を合わせる授業参観、懇談会。
ドキドキ、不安を感じずにはいられませんよね。
そこで、今回は、あなたの授業参観に関するお悩みを解決します!
✅このような悩みをお持ちではないですか?
・何の教科で授業をしようかな。
・授業参観で大切なことは何かな。
本授業では、このような悩みを解決します!
✅本授業の内容
2時間目:初めての授業参観、おすすめの授業構成は?
今回は、以上の内容で授業を行います。
・小学校教諭として11年間勤務
・専門分野:学級経営
・学級経営学会所属
・ほぼ毎日定時帰りを貫く(もちろんやるべきことを終わらせて🌟)
1時間目:初めての授業参観で大切なことは〇〇
初任者の先生からベテランの先生まで、その年の初めての授業参観は不安を感じ、日々ドキドキする、という声をよく耳にします。私自身もそうでした。
授業の内容を考える前に、今回は初めての授業参観の準備を始める前に、押さえておくべき大切なことを紹介します。
それはズバリ
「初めての授業参観で大切なことは保護者に安心感をプレゼントする」
ということ。
そもそも、どうして学級開きして間もない時期に、授業参観をするのでしょうか。
それは、保護者に「あなたのお子さんはこうやって、安心・安全な空間で楽しそうに過ごしていますよ」という状況を見てもらい、安心感を与えるためです。
春休みに私は、「学級経営スタートダッシュ勉強会」を開いて、先生方の新学期への不安を取り除き、安心感をプレゼントできるよう努めました。
そして、先生方は子どもたちに安心感をプレゼントするために、学級開きの準備を行ってきたと思います。
最後は、保護者の番だということです。
どうしても、「何の教科で授業しようかな」ということに気が行きがちですが、大切なのは「保護者に安心感というプレゼントを与えること」。
そして安心感のプレゼントは、もれなくあなたへの「信頼感」となって返ってきます。
ここを軸にすれば、自然とどのような授業をすれば良いかが見えてきます。
2時間目:初めての授業参観、おすすめの授業構成は?
では、具体的に授業参観の内容を考えていきましょう。
学校によって教科書や、学習進度が異なると思いますので、ここでは授業参観のオススメの授業構成を紹介します!
この型に当て当てはめれば、あらゆる教科に応用可能です!
さらに、今後の授業参観の授業構成もこの型を活用できますので、この型を参考にご自身で楽しみながらアレンジしてみてください!
【授業参観おすすめ授業構成】
- みんなでインプット<目安15分>
- 子ども達だけでアウトプット<目安15分>
- 保護者も巻き込んでアウトプット<目安15分>
今回は汎用性の高い漢字の学習を例に挙げながら、1つずつ解説します。
まずは、新しい知識を学ぶ場です。
ここでは、保護者が「あっ、うちの子楽しそうに学習できているな」という状況を創り出すことを意識できるといいですね。
漢字の学習なら、新出漢字を学習するパートです。
読み方や熟語などを確認しながら、3〜5個ほど学習します。
ここでは、少し友だちとの交流も取り入れていきましょう。
ここでの保護者へのプレゼントは「うちの子友だちともうまくやれていそうだ」という安心感です。
私は漢字の学習の授業では、「かぶっちゃやーよ!」というゲームを行っていました。
今度はこの活動を保護者も参加型で行ってもらいます。
ここでは、活動を通して「保護者同士も繋がることによる安心感」をプレゼントします。
大人だって、知らない保護者同士のままだと心配ですからね。
時間があるようなら、「かぶっちゃやーよ」の反対バージョン、「ちがっちゃやーよ」も行います。
今度は、自分たちが書いた言葉が他の班と同じなら、その数だけポイントがもらえます。
2つの班が同じなら2ポイント、3つの班が同じなら3ポイントです。
そして、最後に保護者数名に感想を言ってもらい、拍手で授業を終わりましょう。
よかったらこちらの動画でも解説しておりますのでチェックしてみてください!↓
本授業を最後までご覧いただき、本当にありがとうございます!!
初めての授業参観を前に、「ドキドキが止まらない〜!」という方には、「悩むのを今すぐやめて準備のために手を動かすこと」をおすすめします。
不安の正体は、見通しが持てないこと。
頭の中でいくら「どうしよう!」と悩んでいても、見通しは持てず何も解決されないからです。
でも何事も、基礎となる知識や考え方がなければ、努力しても間違えた方向に突き進むことになります。
正しい知識と考え方を身につけた上で、どんどん行動、どんどん実践していきましょう。
そして、それを共に継続していきましょう!!
学ぶ意欲の高いあなた、そしてあなたの目の前の子どもたちが、笑顔で溢れる毎日を送れることを心から願っております。
1人では辛くなることも多いでしょう。
そんな時はまたここに帰ってきてください。
いつでも相談に乗りますよ。
先生自身、そしてクラスの子どもたちが、笑顔で毎日を送れることを願って。
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